【カーコラム】「ランボルギーニ ガヤルド」が新世代スーパーカーと呼ばれる理由!最大ヒット作の裏に数々の派生モデルが!

ランボルギーニはスーパーカーの代表的なブランドのひとつ。現在においてもなお、先鋭的なデザイン、高品質、高性能で世界中にファンが多く存在しています。

1999年にランボルギーニがフォルクスワーゲン・グル―プのアウディの傘下に入ったことで、近年のランボルギーニの躍進の転機になったと言われています。

当時、不安視されたのは「イタリアらしいブランドの良さが失われるのではないか」ということ。しかし、先進的な技術とクォリティの高さという美点を貫き、ランボルギーニはさらに魅力的な自動車メーカーへと進化したのです。

ガヤルドが開発された背景

ランボルギーニ・ガヤルドが登場した2003年当時のランボルギーニは「ムルシエラゴ」をフラッグシップモデルとし、それ以外のモデルをラインナップしていませんでした。

なぜなら、「ウラッコ」「シルエット」「ジャルパ」の各モデルは12気筒搭載モデルの下位モデル「ベイビー・ランボルギーニ」としてラインナップしていましたが、どれも商業的に成功してなかったからです。

「ベイビー・ランボルギーニ」の最新車種として久し振りに加わったのがガヤルドです。ベイビーとはいえ、搭載されているエンジンは自然吸気の5リッターV型10気筒!ライバル車種とされるフェラーリの8気筒モデルよりも2気筒も多いエンジンは多くのファンを獲得。

自然吸気とは、過給機(ターボチャージャーやスーパーチャージャーなど)を使わずに大気圧でシリンダー内に吸気するエンジンの区別方法の一つ。過給機を持たないエンジンのことを自然吸気エンジンと呼ぶそうです。

本来のエンジンは、自動車に限らずすべて自然吸気だったそう。自然吸気エンジンは低燃費や低排出ガスなどの面によって、現在の自動車用エンジンの主流のエンジンになっているようです。

ガヤルドの派生モデルも魅力的

ランボルギーニ・ガヤルドのモデルとバリエーションも多く生産されています。簡単にご紹介しますね。

  • 初代ガヤルド(2003年~2008年)…ベースグレード・モデル
  • ガヤルドSE(2005年発表)…ツートンカラーに塗装されたスペシャルエディション。250台限定。専用の5本スポーク・ホイール「Callistoro」を装着。
  • ガヤルド・ネラ(2006年、9月発売)…黒に塗装された185台限定発売。パーソナライゼーション・プログラム専用色。
  • ガヤルド・スパイダー(2005年追加モデル)…ルーフがカットされた代わりに電動ソフトトップが採用された。開閉時間20秒。専用の5本スポーク・ホイール「Callistoro」を装着。
  • ガヤルド・シーパーレジェーラ…車体パーツをカーボンファイバーに置き換え、車重をノーマルより100kg軽量化(1,330kg)し、吸排気系の見直しにより出力を10psアップの530psとした限定モデル。
  • 特別仕様車(2004年5月)…イタリア警察高速隊のパトカーに「ガヤルド・ポリツィア・ストラダーレ」が採用された。

まだまだ派生モデルはあるのですが、日本限定モデルも!

LP560-4 ビアンコ・ロッソ(2012年5月)は日本限定モデル。10台限定リリース。ランボルギーニの日本上陸45周年を記念して、ボディーは白のみでアクセントとしてミラカバー、ブレーキキャリパーが赤に塗装されています。2,541万円で発売されたそうです。ビアンコ・ロッソはイタリア語で「白・赤」を意味しています。日の丸のイメージですね。

まだまだあります、ガヤルド!

「LP560-4スパイダー」「LP550-2ヴァレンティーノ・バルボーニ」「LP550-2トリコローレ」「LP570-4スーパーレジェーラ」「LP570-4スーパーレジェーラ・エディツィオーネ・テクニカ」「LP570-4スーパートロフェオ・ストラダーレ」「LP570-4スーパートロフェオ・ストラダーレ・エディツィオーネ・テクニカ」「Lp5620-2 50°アニヴァルサリオ」「セスト・エレメント」「ランボルギーニ・ウラカン・ポリツィア・ストラダーレ」

ガヤルドにはこんなにも派生モデルがあるんですね。中には見たことがある限定車が!?近年のランボルギーニの土台を築いたガヤルド。ランボルギーニの中でも親しみやすいスーパーカーとして多くのファンが注目しています。

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