【カーコラム】車のシート汚れどうしてる?汚れ・シミ落としを素材別で解説します!

日常的に乗る車であれば、飲み物がこぼれて汚れが付いたり、汚れの落とし忘れがあればシミになってしまったり…という経験が少なからずあるはずです。

クラシックカーや高級車であればあるほど、経年劣化が気になりますし、汚れが付いたままですとテンションも下がりますよね。

シートの汚れはどのように落としていますか?シートの種類ごとに正しい汚れの落とし方をご紹介!

車のシートにはどんな種類がある?

クリーニング

シートの汚れを落とす前に、車のシートに使われる素材にはどんな種類があるのか見ていきましょう。

合成皮革

字のごとく、天然皮革に似せて作った人工的な素材です。表面がポリウレタンやポリエステルのような化学繊維であることが多く、コーティングしているかのような加工のため、水汚れに強いことが特徴です。

ただし、太陽の光などの熱に弱いことや、劣化が進むと表面が剥がれてしまうのが難点。先端の鋭いものでひっかくと傷になりやすいこともデメリットと言えます。

ファブリック

ファブリックとは布地全般のことを指します。車のシート素材として、一般的に多く使われているのがファブリックであると言えます。

天然皮革や合成皮革と比べて安価であることや素材の質感や色、織りや染めなどの種類が豊富なのでオリジナリティを出しやすい素材。しかし、撥水加工されたファブリックでない限り汚れがしみこみ易く、シミになりやすいのがデメリット。

天然皮革

牛の革など、動物性の天然皮革は丈夫なのですが、とにかく高額!繊細な素材なので傷もつき易く、メンテナンスも必要かと。

汚れの落とし方は?

クリーニング

あくまでもここで紹介するのは、応急処置。汚れ落としや傷はその道のプロに任せるのが一番ですが、応急処置によって汚れが最小限に収まるに越したことはないですよね。

まずは汚れが染み込まないように拭き取りましょう。ウェットティッシュや蒸しタオルなどで優しく拭き取ります。ゴシゴシと強くこすってしまうとそれだけで傷になってしまう恐れがあるので気を付けましょう。

汚れを取ったら乾いた布で軽く叩きながら拭き取りましょう。シートが濡れたままだとカビが生えてしまう可能性がありますので水分はできる限り拭き取りましょう。

時間が経ってしまった汚れには、酵素系の漂白剤で汚れを落とすことも可能です。絶対に塩素系の漂白剤と間違えない様に!色が抜けてしまいます。作業内容はウェットティッシュの時と同じですが、シートの素材と酵素系漂白剤の相性が悪いと汚れやシミの原因になる恐れがあることも承知の上で作業してください。

天然皮革の汚れ落としはやらないで!

はっきりと言ってしまうと、天然皮革の汚れ落としはご自身でやらないでください!水分をふき取ってシミが広がらない様にすることぐらいしかオススメできません。それに、責任が取れません…。

VISIONではシートの製作をしていますが、天然皮革の状態が悪くなければクリーニングやレザーリペアで対応しています。それでも十分キレイに仕上がるからです。

ボールペンでひっかいてしまったくらいの小傷くらいであれば、シートのカラーでレザーリペアします。天然皮革は高価ですので、ご自身での汚れ落としはしないで、是非ともVISIONにご相談ください。最良の方法でキレイにします。

クリーニング

同時に抗菌やニオイも気になる様であれば対応致します。お車のことで困ったことがあれば、一度は相談されることをオススメします!

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オーナー様の好みに沿って、好きなデザイン、カラー、素材による完全オーダーメイドで自動車内装を承っております。

理想にもっと近づくために、希望が叶うように、提案させていただきます

 

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