【カーコラム】内装の製作に欠かせない素材とは?デザインと加工のバランス!

様々なクラシックカーをレストアしたり、オリジナルの内装を製作したりと創作の底が知れないVISIONなのですが、今回のカーコラムでは、内装に使用している木工の技術について紹介したいと思います。

主にシートに使用するファブリックや本革、合成皮革などはパターンをイチから取って採寸して作るのですが、シートそのものやセンターコンソールなどの”大物”を製作するときはどうしているんでしょう…?

実は、木の板やブリキなどで土台を作っていたんですね!型取りをした後は板を切って組み合わせていくと、シートの形が見えてきます。

内装

よく見ると、細かく角度をつけて滑らかにカーブを付けているんですね!

家具と同じようにインテリアをデザインしていると思うのですが、これらのデザインもVISIONオーナーの頭の中にしかないので、出来上がるまでどんな仕上がりになるのか予想できないんです。

デザインばかりではなく、配色を考えていたような形跡がありませんので、ほとんど初見のイメージで配色も頭の中で決めているみたいなんですよね。

内装

↑↑↑ センターコンソールの木工製作の様子。もう一度言いますけど、設計図は無いんです。

運転する様子をイメージしながらどこに何のパーツが欲しいのか考えながら製作しているのかも知れません。

この木の板で土台を作ったら、クッションとモケットで肉付けしていきます。モケットのギャザーやビスケットパターンも同時進行で頭の中でデザイン。

インパラ内部

↑↑↑ こちらはインパラのドアパネル。板で流線形を作ります。

ショーのためにシンプルに作ったドアパネルを作り直していますが、同生地を使用するあたり、統一感があってカッコいいですね!ホワイトレザーのビスケットパターンとビスもカッコイイ!

ほとんどの形があるものなら作り上げてしまうんじゃないかと思ってしまいますね!理想や希望の内装がございましたらVISIONにご相談ください、きっとさらにカッコよくなります!

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オーナー様の好みに沿って、好きなデザイン、カラー、素材による完全オーダーメイドで自動車内装を承っております。

理想にもっと近づくために、希望が叶うように、提案させていただきます

 

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