「1970年式 日産 グロリア」、今回は天井の張り替えです。その特徴的な見た目から「縦目グロリア」との愛称がある車両なのですが、いかんせん年式が古いので修理しなければいけないところがたくさんある様子。
↓↓↓天井の張り替え前の画像がこちら。
天井のファブリックは決して汚くないのですが、垂れて剥がれてしまっていますね…この天井をどう修理するのかといいますと、デザインも込みで張り替えです!
古い天井を剥がして、防音材を貼ります。古いものにはクッション材が入っていましたが…さすがにボロボロ。
↓↓↓ そして、貼り終わったところがこちら!スッキリとキレイですね!
新しく天井を張り替えるのですから、土台も併せて修理します。
天井の布地を張り替える時に、天井の骨の部分にワイヤーを通して取りつけるのだそうです。
↑↑↑ まずはパーツごとに縫い合わせるところから作業工程を見せて頂きました。タン(ベージュのことをタンと呼ぶそうです)のカラーが大人っぽいですね。
ミシンを走らせているところの動画を撮りました!合わせる印と印のことを合印と呼ぶのですが、一か所くらいしかなく、針打ちも仮縫いもせずに一発勝負!最後のカーブの縫い合わせは感覚で縫っていますので、VISIONオーナーの腕の見せ所です!
どうでしたか?カーブのところ!一気に縫っちゃうんですね!
このミシンをかけたところは袋になっていて、ここにワイヤーを通してファブリックを張るんです。
↓↓↓ 縫い終わり、天井に張り付けるところです。前後左右に熱を当てながら引っ張って天井の形状に沿わせて行きます。
このシワシワなところを引っ張って徐々天井が出来ていきます。
↓↓↓ 縫い目の裏にワイヤーが入っていて、まっすぐにピンと張られていますね!シワがなく、スッキリ!
ピラーのところは天井の布地を折り曲げて処理するそう。
キレイですね!このグロリアの外装が深いパープルなので、タンの天井とのカラーリングが大人っぽいですね!
内装のご依頼に関しては、その車両のオーナー様の希望をヒアリングして、どんな布地を使うのか、どんなデザインにするのかを決めていきます。
しかし、デザインはVISIONオーナーにお任せの場合が多い様ですね、必ずカッコよくなることだけは理解された上でご依頼頂けるみたいです。
今回の天井のカラーもスッキリしたデザインも縦目グロリアにぴったりですね!
オーナー様の好みに沿って、好きなデザイン、カラー、素材による完全オーダーメイドで自動車内装を承っております。
理想にもっと近づくために、希望が叶うように、提案させていただきます。