クラシックカーやヴィンテージカーと呼ばれるような旧車でも手に入れることが出来たなら、ご自身でハンドルを握ってドライブしたいですよね!
あまりにも古い車両だった場合、エンジンが生きているのか、もしくは走れるような状態であるのかが大きな心配事であると思います。
VISIONでは、数々の車両のエンジンを直したり載せ替えたりという経験があります。今回はそのエンジンのことについてお伝えします!
旧車のエンジンは?
製造年式の古い旧車は、マニュアル車であることが多いと聞きます。このマニュアル車というのは、エンジンの力の伝え方を変則させるトランスミッション(変速機)を手動でシフトチェンジする車のこと。
自動で変則させるオートマチック・トランスミッションを搭載しているのがオートマ車ですね。
オートマチック・トランスミッションは手動でシフトチェンジするマニュアル・トランスミッションよりも構造が複雑で故障する部品も多々あるそう。
逆を言えば、マニュアル・トランスミッションはシンプルな構造なので故障しにくいとも捉えられるのですが、旧車であり且つメンテナンスが行き届いていない車両なら故障部分があるものと思っていて普通です。
車両を購入したら、まずチェックすべきはエンジンやトランスミッションが故障していないかどうかではないでしょうか。
エンジンスワップという選択肢
エンジンなのかトランスミッションなのか、故障がある場合の車両は動きませんし、調子が悪いと途中で止まったり…とにかく快適なドライブを楽しみたいのにテンションが下がりますよね。
自動車の修理や性能を向上させるために、エンジンスワップという作業を行うときもあります。エンジンスワップとは、簡単に言うとエンジンを載せ替えてしまうこと。
エンジンスワップの基本は、同系車種・エンジン間で行われますが車種どころか別のメーカーのエンジンを載せ替えることもしばしば。
つまり、クラシックカーのエンジンを最新のものに変えて快適なドライブを楽しむのもアリってことです。
VISIONでもマスターラインのエンジンが最新のクラウンのもので、マニュアル・トランスミッションがコンフォートのものに載せ替えてあるので壊れようないのだとか。ベストな選択だったワケですね!
エンジンスワップしたら車検は通る?
ここで疑問なのが車検が通るのかってこと。法規制として、基本的にエンジンスワップを行う場合は形式(シリンダーブロックに刻印されています)と車検証上の形式が一致していれば公認取得は必要ありません。
載せ替えるエンジンの排ガス記号よりも、車両に搭載されているエンジンの排ガス記号が古くなることは認められていませんので車検が通りません。逆にグレードが高くなることは問題ありません。
極端な話、軽自動車に普通車のエンジンを載せ替えることはOK。ただし、軽自動車ではなく普通車として白ナンバーへの変更となります。
ちょっと脱線してしまいましたが…最近のエンジンを旧車に載せ替えるエンジンスワップの業者さんの協力を得て、VISIONのカスタムも成り立っています。
どんなに手が掛かりそうな車両でも、VISIONにご相談いただけるとスッキリすると思います。その車両にベストなご提案をさせて頂きます。
「ランボルギーニ ディアブロ」の記事でも紹介しています!
オーナー様の好みに沿って、好きなデザイン、カラー、素材による完全オーダーメイドで自動車内装を承っております。
理想にもっと近づくために、希望が叶うように、提案させていただきます。